RealSense D415をノートPCに固定するクラッピー #クラッピーチャレンジ
RealSense D415(D435)をノートPCに固定するためのクラッピーチャレンジ。
RealSense D400シリーズに付属の三脚(百均にありそうなの)がとても貧相。USBケーブルが固い分、固定されずフラフラする。
またノートPCのフロントカメラのような絶妙な位置に固定するには、大き目の三脚を背後から使わないといけない。
ということで「フロントカメラ位置にRealSenseを固定する」ための道具を作った。
クラッピーのレバー付近を切り落とすと引っかけやすそう。
ということで、いきなり完成形。
写真見ればどこを切断したか分かると思うけど、簡単に言うと、
- 上唇(?)付近から、帽子の突起の1mm程度手前までを切断
- それに合わせて内部のパーツも切断
- RealSenseのネジ穴に向けて、顎(?)からW1/4ボルトx3cmを通す
- ボディ前面のパーツを顎(?)のラインに合わせて切断
- ボディ前面のパーツの脇(?)あたりをPCの厚さに合わせて切断
- つまり腕(?)やボディ背面のパーツは無加工
裏面から。引っかけられる。
RealSenseを外すとこんな感じで
RealSenseを置いてボルトを回せば固定できる
手を光らせると、暗い部屋での作業も捗る(?)
加工が簡単なのでクラッピー(パチパチトール君)は便利。
みんなのクラッピー 作った #linebootawards2018 #クラッピーチャレンジ
LINE BOOT AWARDS 2018に応募した。
この記事を応募用の技術紹介ページにする。経緯をスキップしたい人は2.から。
1. 経緯など
技術紹介は先を見てもらうとして、記録のために書きたいこと全部メモしておく。
1-1. いつかのハッカソン
LINE API EXPARTの@wks氏が来熊したイベントで出来たアイデア。
【9/7-8熊本開催】LINE BOOT AWARDS 2018ハンズオン&ハッカソン - connpass
普段10人くらいで狭くなってしまう「えきまえスペース」に20人以上が密集したハンズオンに始まり、日中から薄暗いBARを貸し切ってハッカソン(ハイボール美味かった)という普段のKumaMCNとは違うイベントに。
今回応募するアイデアはほぼこのハッカソン中に出来上がった(ハッカソン後に進捗がなかっただけ)。
1-2.さまよえる黄色いクラッピー
「作りたくないものを作るくらいならボッチソンでもやればいいじゃん」というハッカソン論だけど、どうせならクラッピーじゃないアイデアを出したいなと。でもアイデアソンしてたらクラッピー寄りのアイデアへと自然に...うん...自然に。
クラッピーが寂しそうにこっち見てたし。
ってことでクラッピー使うことに。もちろんボッチソン at BARカウンター。
自動でパチパチすることにしたら、前に作っていたこの黄色いクラッピーを。
1-3. もう一度Beacon使いたかった
(ここでイベント前に時間を戻して...)実はイベント前からLINE Beaconってのを教えてもらっていた(そしてあまり使われていない実情もw)。興味あったもののBeacon持ってないしなぁと思っていたら以下の記事を発見。ObnizはKickstarter版を持ってるし試してみた。
Qiitaの記事が分かりやすく、どうにかできた。でも結局obnizは箱に戻すことにw(いつものやつ)
Obnizさんがやってたやつ出来た。Beaconって反応が微妙でデバッグがツラいw pic.twitter.com/xB9IsAyMd8
— まこらぎ (@makoragi) September 3, 2018
LINE Beaconの使い道はよくわからなかったけど、「Beaconで検出したときにボタンテンプレートを出してポストバックアクション叩かせればいいね」というLINEエンジニアさんからのアドバイスをもらったので(感謝...)、もう一度LINE Beacon使いたくなった。
さらにLINE Beacon(電池ボックスくらいの白い箱)を貸してもらえたので、Obnizは「webhook受けてサーボをパチパチする」だけに専念させることが出来た。
2. 技術紹介
2-1. 構成図
2-2. 仕組み(ビーコン~ボタンテンプレート)
BOTに登録したLINE Beaconを検出したら、postbackアクションを登録したボタンテンプレートをBOTからメッセージさせる。postbackにしたのはトーク画面を汚さないようにするため。また最近の企業アカウントがほとんど使っているようにリッチメニューでの実現を考えたが、Beacon検出した人だけに表示されるボタンテンプレートとした。
2-3. 仕組み(ポストバック~obniz.js)
ポストバックを受けたら、ひとまず「888888」と先に返して、obniz.jsの処理を行っている。使っているのはobniz.wired()でangle()を動かしているだけ。
https://obniz.io/sdk/parts/ServoMotor/
2-4. 仕組み(obniz.js~クラッピー)
サーボモータでハックした百均オモチャのクラッピー、これをObnizで制御した。1A供給できるIOに繋ぐだけでサーボモータが使えてしまい、Nodejsから制御も簡単なので、Obnizのおかげでハッカソン時間中に成果物が出来た。
obniz (オブナイズ) - クラウドにつながったEaaS開発ボード - クラウドの永久ライセンス付き
- 出版社/メーカー: 株式会社CambrianRobotics
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
クラッピーのハック方法は以下。
デニムッピー #クラッピーチャレンジ
やるべきこと山積みな時ほどクラッピーチャレンジが捗る。耐久性ありそう?なモノが出来た。
クラッピーチャレンジャーたる者、普段からクラッピーを持ち歩く。みんなそれぞれお気に入りの。
自分は塗装したクラッピーが多い。他人と差をつけたいからね。
ただ剥げる。見るも無惨な感じで塗装がパリパリと。
そうだ布を貼れば。塗装作業するには場所と時間、それに技術力が必要。布貼りなら手軽。曲面は厳しいが。
なお布といえば、はーたんのモジャッピー。
型紙は借りなかったけど、ほんとこれは参考になる。
ダイソーで「貼れる布」を購入。手芸コーナーにあった。
なんとなく型紙を作って貼るだけ。
布ということもあり、カッターでは上手く切れず。ハサミがやりやすい。
で、出来た。
割と引っ張れるので、曲面の処理もしやすかった。細かいところもやろうと思えばできそう。
顔まで埋めようかと思ったけど、洋服感を出したかったのでここまで。決して細かいところに挫折したわけではw
カラバリ豊富なので、色々挑戦してみたい。
パチパチしないショッカソン(2018/09/02) #クラッピーチャレンジ
「思ってたんと違う」という感覚を味わえるクラッピーチャレンジ
※過去分(9/2)
途中チラっと参加したショッカソンで、これ触覚かぁ?と言われながら作った。
ショッカソン?
触覚をテーマにしたハッカソン。
振動とか電気刺激とかが多かった印象。
ちなみにダイソーにある、電気がピリッとなるイタズラグッズ。あれは苦手だ。
で、クラッピー?
説明不要だけど、レバーを引くと、拍手するオモチャ。
パチィーンッ!と軽快な音が病みつきになり、何度もレバーを引いちゃう。
なんなら別のレバーを見ても、「クラッピーチャレンジできるかな?」と思っちゃうくらい。
20170415 クラッパソンでマジックハンド #クラッピーチャレンジ - makoragiのブログ
レバーを引いたらパチン!もうこれが当たり前に。
じゃ、パチンと鳴らなかったらどんな感覚なんだろう?
鳴らないやつ作った
パチンとなるはずなのに帽子がふわっと。
何度握ってもふわっと。
寝ぼけたまま会場に着いて「思ってたんと違う」っぽい触覚にしたいなと作ったのがコレ。 #ショッカソン #KumaMCN #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/hyAIneP7oH
— まこらぎ (@makoragi) 2018年9月2日
すごく雑な感じのクラッピーチャレンジw
プロジェクションマッピング(2018/04) #クラッピーチャレンジ
白いボディにプロジェクションマッピングしたクラッピーチャレンジ
※過去分(4/19)
なぜ作った?
TouchDesignerを使い始めたんで、プロジェクションマッピングできるやつを試そうと。
内部から光らせるのは「手のひら」か「ボディ」くらいで、パーツごとに光らせたきゃ「外からか!?」と思い。
できた
クラッピーとプロジェクターを固定したら、TouchDesignerのKantanMapperで地道に位置調整。
クラッピーにプロジェクションマッピング。 #クラッピーチャレンジ https://t.co/Auv0qovsMp pic.twitter.com/cI1gLs3pFl
— まこらぎ (@makoragi) 2018年4月16日
これはちょっと気持ち悪い #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/zik3YUCnvZ
— まこらぎ (@makoragi) 2018年4月17日
クサッピー #クラッピーチャレンジ https://t.co/6XftoZ3g3x pic.twitter.com/oWbZqnsIY2
— まこらぎ (@makoragi) 2018年4月17日
今日もクラッピーへプロジェクションマッピング。文字映すのも楽しいかも。 #クラッピーチャレンジ https://t.co/bDdq4lzOzX pic.twitter.com/8YKK2XkM96
— まこらぎ (@makoragi) 2018年4月18日
次は
どこから見てもいいように複数台のプロジェクター使いたい
GGOに触発されクラッピー弾帯(2018/06) #クラッピーチャレンジ
クラッピーを15個装着できるベルト
※過去分(6/30)
なぜ作った?
この当時アニメのガンゲイル・オンライン(GGO)にハマっていた。銃の世界。
TVアニメ ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン
クラッピーをウェアラブルするのはよくやってたけど、たくさん持つにはするには?って考えた結果。
できた
クラッピーチャレンジャー用の弾帯を作った。15発も装備できる。縫うのが地味に大変だった。ベルトとゴムバンド×2で計300円のヒャッカソン。 #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/qReulvhar4
— まこらぎ (@makoragi) 2018年6月30日
弾帯ならこういう装着が"ぽい"かな。 #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/fuWJ7l1cBE
— まこらぎ (@makoragi) 2018年6月30日
カッコよく撮ってもらったやつ。このベルト型は要改善だな。ポケット使えなくなるし、座りにくいし。 #KumaMCN #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/P8BvLU4MUG
— まこらぎ (@makoragi) 2018年8月10日
ついでに光らせた
夜のイベントとかで映えるので、フルカラーLED(NeoPixel)をクラッピー一つにつき一粒を。
うまくいった。これRGBWのLEDだったのか… #クラッピーチャレンジ pic.twitter.com/tTJ7jR7KZN
— まこらぎ (@makoragi) 2018年7月25日
次にしたいこと
次は50個とか装着したい。背中全面とか。
あと個体ごとに取り外しできると便利かなぁ…
Maker Faire Tokyo 2018出展 #MFTokyo2018
クラッピーチャレンジでMaker Faire Tokyo 2018へ参加する。
KumaMCN | Maker Faire Tokyo 2018 | Make: Japan
今年は出展ブースも構えて。去年は勝手にウェアラブルなクラッピーつけて各ブースを転々としてたw
https://twitter.com/makoragi/status/893738940670164992?s=21
ブースは H-06-02 。会場で見かけた際は声をかけてくれたら嬉しい。目印は大量のクラッピーw