makoragiのブログ

SNSで書ききれなかった内容を。KumaMCN co-founder / クラッピーチャレンジャー

NASA'S DATA PORTALを利用してみる~データ編~

4月はSpace Apps ChallengeというNASAのハッカソンがある。
我が熊本は SpaceAppsKumamoto として今年から正式拠点。 makoragi.hatenablog.com

このハッカソンと一緒に紹介されるのがNASA提供のデータおよびAPI

ということで、どんなもんか試してみる。まずはデータ。

https://data.nasa.gov/ にアクセスして、「Data Catalog」をクリック f:id:makoragi:20160327164237p:plain

利用するデータを選ぶ

カテゴリ(分野)、タイプ(データの種類)、フリーワードで絞り込むことができる。
そこそこView数も多い「Meteorite Landings」(隕石着陸?)を選択してみる。 f:id:makoragi:20160327164335p:plain

ちなみに今回選んだタイプ「Data Lens」ってのは、オープンデータ界隈では一般的な単語なのかな?
Data Lens – Socrata Knowledge Base

データごとのページに遷移する。
これはNASA公式のデータである模様(タイプによっては外部サイトに遷移する)。
発見された年や、質量などでフィルタできる。
地図にもマッピングされているので、このページだけで十分遊べる。
f:id:makoragi:20160327164454p:plain

「Export」ボタンでデータや画像をダウンロードできたり、 f:id:makoragi:20160327164522p:plain

API」ボタンからは、JSONやGeoJSON形式ファイルのURLや、その使い方が書いてあったり。 f:id:makoragi:20160327164540p:plain

データを利用する

せっかくなのでGeoJSONデータをGoogleMapsAPIで利用してみる。今回はJavaScriptで。
loadGeoJson()というメソッドで読み込める。

$(window).load(function() {
        var center = new google.maps.LatLng(32.48,130.42); //九州のおへそ
        var mapOptions = {
                zoom: 8,
                center: center
        }
        var map = new google.maps.Map(document.getElementById("map"), mapOptions);
        map.data.loadGeoJson('https://data.nasa.gov/resource/y77d-th95.geojson');
});

すると自分のWebアプリケーションでデータを活用できる。 f:id:makoragi:20160327165400p:plain

さいごに

データのタイプによって利用方法は違うけど、ログインも不要でこんな簡単にデータを利用できるのは嬉しい。(小並感